さいたま子ども食堂・第89回・イサム先生の防災教室&アルファ化米にワンタンスープ!

9月1日(土)防災の日に開催した「さいたま子ども食堂」は、

いつもお世話になっているさいたま防災士・小澤勇さん(イサム先生)による

貴重な時間になりました。

 

初めに、埼玉フードバンク様から頂いた大箱アルファ化米(50食分)を、

子ども達に作ってもらいました。

 

何回かさいたま子ども食堂でやっていますので、数人の子どもたちは経験済み。

リーダーとしてみんなを引っ張ってもらいました。

初めて体験する子ども達は、身を乗り出しながら、あちこちから手や顔を出しながら(笑)

興味津々・アルファ化米を作り上げました。

ですがここからが大切なんです。

盛り付けが重要!!

 

今回は失敗が3点ありました。

①完成したアルファ化米を底からかきまわさなかったので、白いご飯と味が濃い茶色ご飯ができたこと。

→底からかきまぜるには力がいるので大人に頼んだ方が良いとわかりました。

②透明の盛り付けパックをきちんとはがさなかったので5~6食分盛り付けられなかったこと。

→50人分作るのであれば、ばらした時に数えることが大事です。

→本当の被災現場では、みんなに配っていき、数が足らないから突然ここからはありません!

 ・・・なんてことになったら・・・大騒動です。

③初めは遠慮して少なく盛りつけたので最後にはたくさんご飯があまったこと。

→今回はみんなでおかわりしてたくさん食べましたが、被災現場ではお腹がすいて少しでも

 たくさん食べたいと思うものです。盛り付けの多い少ないも騒動になります。

 

こんな失敗も作り方と併せて貴重な体験です。

子どもだけで大箱50食を作ることなど、通常ではありえませんからね。

 

 

そしてご飯タイム。

サッポロ正麺様から頂いたワンタンの皮で、ワンタンスープを作りました。

 

 

またこの防災教室開催前に「子ども達が作る鶏ハムクッキング教室」を開催したので、

事前に作っておいた鶏ハムと缶詰も登場。

 

鶏ハムは塩と砂糖をまぶしたらラップでまき、ビニール袋にいれて半日くらい冷蔵庫に。

 

その後で水から茹でていき沸騰したら5分。そのままお湯が冷めるまでほっておいて完成です。

コンビニで売っている鶏ハムは買わなくなっちゃうくらいの美味しさです(笑)

今回は、非常時でも作れる簡単料理という意味合いでクッキング教室開催しました。

もちろん非常時は寝かせずにすぐに茹でてOK!

お湯を沸かすついでの1品です。

 

 

今回は普段とは違う食事の様子でしたが、

遠足みたいとはしゃぐ子もいれば、本当に災害が起きたら怖いという子もいて、

貴重な経験になったと思います。

 

体育館だったら・・・

猛暑だったら・・・

極寒だったら・・・

真っ暗だったら・・・

ペットがいたら・・・

ケガしている人がいたら・・・

色んなことを考えさせられたご飯タイムになりました。

 

 

そしてこのご飯タイムの前にさいたま防災士・イサムちゃんから被災現場のスライドなどから

いざという時のアドバイスがありました。

その中で一番心に残ったのが、

①身近なところにある公衆電話の位置を確認しておくこと。

②10円、100円玉をいつも持ち歩くこと。

②家族の携帯番号などを覚えておくこと。

いつも言われているのに、できていないなぁ…と反省。

こういう勉強や体験は何回もやらなければ!そう思いました。

 

 

最後はみんなでお掃除。

恒例のじゃんけん大会。

パンカフェ・ギー様から頂く美味しいパンとお菓子などの争奪戦です。

子ども達はもちろん、大人も真剣!ボランティアの皆様も真剣!!(大笑)

 

変顔もばっちり決まりました。

 

今回のボランティアは、

アサちゃん・タクミン・キタちゃん・タケル君・マキちゃん・アユちゃん・ケイちゃんの皆さん

大助かりでした。いつも本当にありがとうございます。

そして、イサム先生、これからもよろしくお願いします。

 

 

 

次回は 9月8日(土)夕方5時から

ブレット先生の話英語であそぼう!

ご飯は  パエリア&秋野菜たっぷりサラダ  です。

お楽しみに。

 

 

食べに来たい方、お手伝いしていただける方は下記フリーダイヤルでお願いいたします。

0120-789-720   藍建築工房まで

 

 

 

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さいたま子ども食堂・第89回・イサム先生の防災教室&アルファ化米にワンタンスープ!」への2件のフィードバック

  1. 楽しいひと時をありがとうございました。今回、北海道での大きな地震…。それによるブラックアウト(大停電!)もしも、同じことが埼玉などの首都圏で発生したら…もっとたくさんの被災者・犠牲者が…。西日本での豪雨・震災、そして今回の北海道。なかなか現地での災害対応支援はできませんが、せめて今何が起きていて、何が必要なのかを伝え、今後の防災・減災の教訓や学びにする…。そんな事しかできませんが、これからもより多くの子供たちと共に、命の大切さや命を守る方法を考えていけたらと思います。
    今後ともお力を貸してください。よろしくお願いいたします。

    • 桜たぬきさん  いつも見ていただいてありがとうございます。こういう勉強や体験も大切に考えています。そして、たくさんの方が応援してくださるので助かっています。
      たぬきさんが言うように、自分のこととして考えて動けるかが一番大事なんです。私は40年位前から(大昔ですね:大笑)ずっと考えて備えているんです。こういう気持ちをみんなにもっと伝えていきたいです。

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