コロナ自粛で、不要不急の外出を避け、3密を避け、食事は会話をせず・・・
昨年は新しい生活様式として打ち出されましたが、
今では当たり前のスタイルになりました。
子ども食堂も、全国的には活動できないところも非常に多いのです。
そんな中ですが、何かしたい!何かできないかと模索する日々。
そこで、さいたま子ども食堂時代からやっている味噌作りを、
少人数(お子と親のみ)・喚起十分・隣の間隔をあけて開催に踏み切りました。
なにせ、お味噌は【寒仕込み】というくらい冬が仕込みの時期でもありますから、
逃したくない時期でもあります。
また、教えてくれる太一先生が、福島県会津に仕事で赴任中。
会津の美味しい麹が手に入るというので、会津味噌(赤味噌)にトライです。
この写真は、味噌教室開催日の朝の会津の様子・・・-8°だそうです!
さて、第1回目の参加はカホちゃんちとケンゴ君の2組。
ボランティアのアズ君とオカちゃんも参加。
第2回目の参加はコウタロウ君とヨウタ君とカイ君の3組。
いつもボランティアに来てくださっているマズルちゃんとナツミ君も参加。
材料は大豆・麹・塩の3つ。
あとは大豆を煮たときのお湯(種水)があればできます。
材料は簡単なんですが、一番大変なのは大豆を煮ること!
まず一晩お水につけてふやかします。
2倍以上に膨れるからお水はたっぷり必要です。
つぎはふくれた大豆を煮ること。
3~4時間かかります。吹きこぼれに注意が必要です。
圧力鍋だと20分位ですが、すぐに吹きこぼれます(涙)
この後、マッシャーや麺棒でつぶします。
丈夫な袋に入れて足で踏んでもOK。
つぶし方は個性が出ます。こまかくなめらかに丁寧なつぶし方もあれば、
粒粒が残ってもお構いなしの方もいて、面白いです。
手袋してげんこつしてもOK(笑)
≪塩切麹を作っているところ≫
麹と塩で「塩切麹」を作っておき、つぶした大豆に混ぜ、
とっておいた種水も少しづつ足してよーくかき混ぜます。
耳たぶ位が目安です。
≪塩切麹を入れたところ≫ ≪つぶした大豆と塩切麹を混ぜたところ≫
あとは、空気を抜くようにぎゅっと容器に詰め込み、
ラップして空気に触れないようにしたら重石(塩1㌔の袋のままが便利)
を乗せて仕込みは完成。
食べ頃は半年先の夏!!
冷暗所で保存します。
冷蔵庫ではダメなんです。
太一先生曰く、
「麹菌が活発に働いて大豆を食べていくんだよ」
「カビ菌より麹菌は強いから、カビ発生はあまり心配しなくても大丈夫」
とのことです。
1カ月くらいしたら天地返しといって、上下をよくかき混ぜまた寝かしておきましょう。
日本ならではの味噌。
当たり前に身近にあるけれど、自分で作ってみるとその味の奥深さや食べる喜びが増すよね。
ぜひ、みんなも作ってみてね!
わからないことがあったら太一先生に聞いてね。(と、言っています:笑)
お電話待ってます。
今回の味噌作りはむすびえさんの第5回助成金を利用して開催できました。
ありがとうございます。
PS:昨夜東北を中心に大きな地震がありました。
埼玉県も大きく揺れました。
怖い思いをされた方が多いと思います。お見舞い申し上げます。
今後の余震に十分に注意していきたいですね。
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