KAOさんは、建築士として、母として、子ども食堂運営者として、
防災にはひとかたならぬ取り組みをしてきました。
今後もその気持ちは変わらず!です。
そんな私の防災の原点は神戸にあります。
母と祖母が神戸の生まれ育ちです。
母は関東に嫁ぎました(その頃は群馬在住)。
母は何度も祖母に神戸を離れて一緒に群馬で暮らそうといっていました。
けれど、祖母は「仕事があって、墓も仲間も家もある!神戸から離れない。
神戸ほど地震や台風や災害のない良い町はない!」とかたくなでした。
何年もそうこうしているうちに、
母が「香が迎えに行ってほしい」と。
香の言うことならきっと聞いてくれると。
案の定、私が神戸に行き2日目に新幹線に乗せることができました。
2日間で職場をやめてごあいさつ・お墓の解約・マンションの売却手続き・年金その他の移動・
近隣の方のご挨拶・引っ越し屋さんの手配・・・全部できました。
祖母は腰が九の字に曲がるほどの体系で杖が離せず、
歩くことも大変な状態なのに仕事を持っていました。
こうして祖母が群馬に来たのが1994年10月。祖母は85歳でした。
その3か月後に阪神淡路大震災が起きました。
住んでいた須磨区は全焼し、焼け野原となりました。
あの時に神戸を離れなければ、骨を拾うことはおろか後悔しか残らなかったと思います。
3か月という時間の不思議さがひしひしと感じられ、
私も建築士としてその後2回、神戸にはボランティア活動に行きました。
以来、家具の転倒防止や、
そもそも家具を出さない家の設計が私の目指すものになりました。
余談ですが、祖母はその後107歳まで生きて、群馬県一番の長寿になり、
県知事からお祝いの賞状もいただきました。
その後、ベッドの上で眠るように老衰で亡くなったことは奇跡かもしれません。
【人は生かされている!】
何か大きな力で、やるべきことがあって生かされていると思いました。
さいたま子ども食堂を始めた時に、真っ先に取り組んだことも【防災授業】でした。
あっという間に9年たちました。
たくさんの子どもたちと、たくさんのことを学び、体験しました。
これからもずっとこの気持ちは変わりません。
さて、2月。
さいたま子ども食堂では 【靴下大作戦】をおこないます。
能登方面では、肌着や靴下がなくて支援を求めています。
皆さんには通常の費用やラーメンのほかに【新しい靴下】をもってきてほしいのです。
例えば、幼稚園児と小学生低学年の子がいたら、
15㎝くらいと18㎝くらいの新しい靴下を1足づつ持ってきてください。
高校生や中学生用もお子がいたらお願いします。
ハイソックスやかかとまでの靴下もOKです。
パパママの分もお持ちいただいてもOKです。
こうして集めた靴下に、新しい靴を購入してパッケージし
能登(穴水町の予定)に3月送る予定です。
※この【靴下大作戦】は追って詳細をお知らせいたします。
さいたまっ子が石川県の子どもたちを応援する 【靴下大作戦】です。
子ども食堂に参加し、石川県の子どもたちを応援しましょう!
お申し込みはお電話で。
048-789-7340
NPO法人チアーズまで
1月28日(日)朝9時から 受付です。
※ランチ時間帯(11時~2時)は受けられません。
合言葉をお忘れなく!
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