植水小がある西区は過去の台風(大雨)で荒川が氾濫水域に達し、
非難勧告がなされた地域です。
さいたま市内では西区・桜区などが大雨の時に川の氾濫が想定され、
避難が余儀なくされます。
過去にはに桜区で5m浸水したエリアもあります。
こうしたことを学校で学ぶ機会も多くなっています。
授業で、フリースクールで、そして子ども食堂でも
たくさん学んでいきたい課題です。
10月12日(土)は植水小学校で
【どこでも・さいたま子ども食堂】を開催させていただきました。
段ボールトイレ作りに20人の生徒さん、
そして高校生ボランティア2人と指導員の方々が加わり、
元気な取り組みができました。
第1部はアルファ化米(50食)を作ること。
集まった子どもたちはアルファ化米を食べたことがないとのこと。
もちろん指導員の方々も。
作ることも初めてです。
さいたま子ども食堂では、さいたま防災アドバイザーのイサム先生やケイコ先生から
たくさん教えていただいてきました。
イサム先生の言葉に
「普段食べたことがあるものは、非常時でも食べることができる。
一度は(本当は何度も)食べておいた方がいいんだよ!」と。
子どもたちは、初めに白いご飯として味見をし、
その後は、KAOさんの作ったトマトリゾットスープをかけて食べました。
ボランティアのシン君が、
「トマトは食べられないんだけど、このスープは美味しい!」と、
モリモリ食べてくれました。
子どもたちも、粉チーズをかけたりタバスコにもトライしたりして。
第2部は段ボールトイレ作り。
ここで大発見がありました。
いつもは1人に1個の布テープ(100均感謝!)を使いますが、
途中から、テープ交換が始まり、色とりどりのカラフルなトイレが完成。
デザインしてみた!とか、
ここがこだわり!とか、
みんなの笑顔がキラキラしています。
かわいくてポップな段ボールトイレが続々完成していきます。
この企画に尽力いただいた杉枝先生から、
「今回は思いのほか子どもたちの取り組みが真剣で、
スタッフ・ボランティア・保護者さんからも大反響でした。
他にも学校や地域の取り組みとしてぜひ学んでいきたいです」と。
嬉しいお知らせでした。
災害は必ずやってきます。
今朝も茨城県を地中心にした地震でしたね。
1人1人が今できる事(備蓄・家族での話し合い・点検など)に取り組んで
いざという時に負けない気持ちを作れたらなぁ。。。
そんな気持ちでいます。
さいたま子ども食堂は、これからもあちこちでこうした防災の取り組みをしていきます。
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