さいたま子ども食堂・第259回・カオマンガイは大人気!

【カオマンガイ】ってご存じですか?

タイの料理で、チキンにネギソースをかけて食べるシンプルですが、

日本人にも美味しい!と思っていただけるものではないでしょうか?

そんな料理が【子ども食堂】のメニューにとは、なかなか思いませんよね(笑)

発端は、数年前(コロナ以前)みんなでにぎやかに一緒にご飯を食べていた頃のことです。

届けていただいたお米が古米か古古米で、そのまま炊くと黄色っぽく、

どうしても白米として出せないな…と。

それでも、簡単に捨てることもできずに、一生懸命考えてこの料理にいきつきました。

同じように、パエリアや石焼ビビンバも古米を活用して美味しく食べるために、

子ども食堂用にアレンジしたメニューなんです。

 

最近では、古米ですが玄米のままきちんと保管され、精米したてというお米が多くなり、

子ども食堂に頂くお米も新米こそ少ないですが、白米として炊いて十分美味しいものばかりになっています。

【カオマンガイ】は、といだお米に、しょうが・にんにく・青ネギ・鶏がらスープの素を入れて炊きます。

ご飯だけ食べても美味しくいただけます。

そこに、オリーブオイルやハーブソルトで煮あげた鶏胸肉と、

長ネギたっぷりのソースをかけていただきます。

 

さいたま子ども食堂で作った150色のお弁当に、

実は長ネギ100本ほど使いました。

かなりの量です。

子どもたちが長ネギ食べられるの?と思うかもしれませんね。

会食型の時も、お弁当になっても全く心配なく、

「子どもが始めての長ネギに、パクパク食べて驚きでした」とか、

「ラーメンの長ネギは残すのに、このソースはちゃんと食べます!」などの

声がたくさん届いています。

  

  

この日は明治安田生命様・JCOM様などの企業ボランティアさんたちに加え、

大宮クラーク高校からもボランティア参加があり、

大宮看護学校の先生、

新しく子ども食堂を立ち上げる方たちの研修も兼ね、

たくさんの方でお弁当作りと配布をおこないました。

 

頂き物も多く(毎回頑張って集めに走っています:笑)

■お米10キロづつ(蕨にあるナオイ様より頂きました)

■愛媛から煮大根とじゃこ

■浦和黎明高校様からお鍋つゆのもと

■たくさんの方々からフードドライブしていただいた品々

■ベルン様からジェラート

 

 

 

 

 

たくさんの品々をしっかりお配りすることが出来ました。

 

  

 

 

子ども食堂は誰でも来ていただいてよい場所です。

シングルの方・多子家庭の方はもちろんですが、地域のコミュニティの役割も担っています。

一人でも多くの方と出会え、つながり、居場所になっていけたらこんな嬉しいことはありません。

 

■明治安田生命様から2回目のボランティアに参加してくださったMちゃん。

こんな言葉を残してくださいました。

「前回来た時に、この方は裕福そうだな…とか、家族そろって来てこういう方も来るんだな…って感じて。

なんだか少し違和感もあったの。

実は子ども食堂って生活困窮者だけが来ると思っていたの。

でも今日、KAOさんから子ども食堂の意味とか、考え方をきちんと聞けて、

どんな人も誰でも来ていい場所、そこには必ずSOS出されている方も入るし、

そういう場所だからこそ行きたくなるんだってわかりました。」

 

こういう小さな発見や声が大切なんだと改めて思います。

 

 

■ボランティアに興味のある方、お弁当を食べてみたい方、

子ども食堂を知りたい方、11月開催にご参加くださいませ。

どうぞお楽しみに!

 

 

 

 

#さいたま市

#さいたま子ども食堂

#埼玉県子ども食堂ネットワーク

#カオマンガイ

#大宮クラーク高校

#浦和黎明高校

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です