さいたま子ども食堂・第121回・ブレット先生の英語で遊ぼう&石焼ビビンバ

初めに悲しいお話です。私は責任を感じています。

5月17日(土)夜9時からNHKニュースの一コマに登場いたしました。

内容は「子ども食堂をやめている人たちがいる!」というもの。

実はこの内容には語弊があります。

取材要請が来た時に「都内で子ども食堂を閉鎖するところがあり、

あわせて埼玉でも同じようにやめたところがあれば取材したい」

「ブームのような子ども食堂の闇というか裏側を取材したい」と言われたのです。

即、お断りしました。

私が知る限り、高齢で体力が続かないとか、運営者が病気になられたとか、

場所が借りられなくなったなどのいくつかの方々のことは知っていました。

けれど皆さんが苦渋の決断で、「また再開できたら・・・」という意思をお持ちでした。

そんな方たちにスポットをあてて「裏とか陰」などと題して取材などもってのほか!

そう思ったのです。

 

運営者の方々は本当に一生懸命です。

地域の方々に知っていただきたい!

子供たちに来てもらいたい!

美味しいご飯作りたい!

何とか赤字にしない方法ははいか?

などなど、たくさんの相談をお聞きしています。

その地道で必死な姿こそが大切なんだと思うのです。

結果、閉鎖に行きついてしまった方々をさらに土足で踏みにじるようなやり方は、

もってのほかだと!!

子ども食堂のマイナス面ではなく、プラス思考でないと取材は嫌だと。

 

 

そう力説したところ、やめていくところもあるが、

ネットワークなどでみんなで助け合っていくことが大事という内容にするから・・・

というので取材をお受けしたのです。

・・・背景と大意・・・長くてごめんなさい。

 

 

結果、フォーカスされたのはやめていくという内容で、

最後に桑子アナの「みんなで少しづつできることがあれば・・・」のコメントのみ。

取材を受けたことを後悔し、その夜は辛かったです。

 

 

放送後、「子ども食堂をやめる人が多いんだね」と、お声かけいただいたり、

心配してお米を届けていただいたり、お話聞きたいと言われたり、

最悪は、「年内に始めようと思っていたけれど考え直す」というメールが来たりしました。

その方たちには丁寧に、理由や気持ちを説明させていただいています。

ですが、お声にしていただいていない方たちには、何のリアクションもできません。

申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 

 

 

今回、5月18日(土)に開催した さいたま子ども食堂、

この場には、さいたま市浦和区で7月から子ども食堂を始める予定のゆうちゃんと千晴ちゃん、

さいたま市北区で夏から始めたいと考えている、いずみちゃんと順子ちゃん、

4人の方がボランティア参加してくださり、生の現実の子ども食堂を感じていただきました。

「やる気がわいてくる!」

「私の所はこんな風にやってみたい!」

というお声とともに、たくさんの質問にもお答えしましたよ。

助け合うこと、お互いを尊重し守りあうこと、

それが埼玉県子ども食堂ネットワークの存在意味ですし、

個々の子ども食堂が長く続けられる秘訣だと思います。

 

 

さ~て!

今回のさいたま子ども食堂は、今までに倍してパワフル&笑顔でした。

ブレット先生の英語で遊ぼうが人気なことは言うまでもないのですが、

 

 

ご飯の石焼ビビンバの大盛り上がり!

ボランティアのコニタンとまづるちゃんは囲炉裏担当で、

富士山をお題にビビンバを盛りつけて子供たちにどっちがいいか決めてもらったよう(笑)

 

ボランティアゆうちゃんは見事なデザインのビビンバを。

 

 

ボランティアタケルは、男料理!といいながらダイナミックなビビンバを。

 

 

スタッフ太一は、卵を割ったことがない子どもたちにに、割り方指導を。

 

ブレット先生は鉄板奉行を。

 

 

ボランティアのあさちゃんからはひき肉をいただき。

 

お土産のお菓子は埼玉フードバンク様から。

 

 

片づけはみんなでして、

じゃんけん大会はパンカフェ・ギー様から頂いたクッキーと川口市も光秀寺様頂いた果物で。

 

 

 

「子ども食堂」は自由で多彩。それがいいところです。

安全(食・事故・けが)だけは譲れませんが。

これからも楽しく元気に「さいたま子ども食堂」開催していきます。

 

■ 次回は、5月25日(土)夕方5時 から

イサム先生の防災教室 です。

1人1人の 「 防災リュック作り 」をします。

みんなでアルファ化米を作り、缶詰と豚汁でご飯です。

 

 

■ 食べに来たい人・お手伝いしていただける人は下記までお電話で申し込んでください。

048-789-7340  

NPO法人チアーズ(藍建築工房まで)

 

 

 

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さいたま子ども食堂・第121回・ブレット先生の英語で遊ぼう&石焼ビビンバ」への2件のフィードバック

  1. マスコミの報道は時として、番組側の意図が最優先で、結果、協力者の考えや思いはまったく無視することも多々見受けられます。
    私の知人にも想いと真逆の放送になって、憤慨していました。

    子ども食堂を運営されるには、たくさんの人の協力や知恵とお金…そしてパワーが必要だと思います。

    それを毎月、毎週…続けるのなら尚更です!本当にお疲れ様です。

    そしてたくさんの笑顔、ありがとう!

    楽しい企画もありがとう‼️

  2. 貴重な経験をしました。でも不思議なことに、この放送を見て支援したいという団体様がいたりと、
    マイナスだけではなかったです。
    感謝して毎回楽しみます!

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