さいたま子ども食堂・第111回・おまんじゅう教室&五穀米・鶏ハム

最近はやりの埼玉県を取り上げた映画【翔んで埼玉】・・・もう、ご覧になりましたか?

私はまだですが、近いうちに見たいな!と思っています。

昨日は東浦和駅にはなわさんが来られイベントも催されました。

はなわさんはこの映画の主題歌も歌われています。

また、初めて知った言葉なのですが埼玉県に古くからある言葉、

【朝まんじゅうに昼うどん】ご存知ですか?

埼玉は昔から水田が少なくお米が貴重で、それにかわって小麦の生産が盛んだったそうです。

うどんの生産も盛んで、消費量は香川県に次ぐ全国2位なんだとか。

実は東のうどん県なんですね。

そういえば、山田うどん・武蔵野うどん・川島のすったてうどん・加須うどんなどなど、

小麦の文化=うどん文化はしっかり根付いていますね。

収穫のお祝いをする7月の初旬には、

貴重なお米を食べずに、朝からおまんじゅう、昼にはうどんを食べていたそうです。

おまけですが、夜は裸で渋うちわと言って、小麦農家の重労働と埼玉県の暑さを

表現した言葉が伝えられているとか。

 

現代風にいいかえれば、

朝に一口でもおなかに食べ物を入れて、昼もしっかり食べて!と、

子供たちに伝えました。

朝ごはん食べずに学校に行くと勉強も運動も集中できないよと。

 

 

 

前置きが長くてすみません。

こんな風土文化を伝えていきたいというアキオ先生とエリコ先生が

さいたま子ども食堂に来てくださり、おまんじゅう作り教室が開催されました(感謝)

 

ボールには ①ホットケーキミックス200g ②薄力粉130g ③水130g

これをはじめは指でサクサク、後で手のひらでしっかりこねます。

そのあとで13個に切り分けます。

2歳のKちゃんも、手をべとべとにしながら楽しそうに。

一人でやってね!と言いましたが、結局みんなが手を出して楽しそう(笑)

 

切り分けた生地はたたいて薄く延ばし、あんこを真ん中に入れてくるみます。

あんこは1個25グラム。

ボランティアのマリちゃんたちで丸めてもらいました。

そして蒸かせば完成です。

エリコ先生が持ってきた桜の焼き印を押せば素敵なおまんじゅうに。

おまけに、和紙ののし迄ご用意いただきました。

 

出来立て熱々のおまんじゅうを一口づつほおばって、みんなが笑顔になりました。

※ご飯を食べる前だったので3人で1個のおまんじゅうを分けて食べました。

 

こういう「文化継承」も大切なことですね。

また、3月は卒業シーズンです。

さいたま子ども食堂にボランティア活動に来てくれていた、大学生タクミンとタケル、

高校生のミサキも卒業して新しい道に進みます。

そんなお祝いもかねて、紅白饅頭を企画させていただきました。

レイ君からは色紙、アイリ君からは折り紙作品、トモ・ユリからは手作りわらび餅も

プレゼントされました。

私(かお)からは、Gパンパッチワークのエプロンをプレゼント。

これからの人生でも色々なところでボランティア活動すると思いますので。

 

 

 

 

ご飯は、紅白まんじゅうと併せて五穀米(赤)と、鶏ハム(白)のプレートです。

にぎやかで楽しい食事でした。

 

今回は、越谷市の竹原様からいただいた春雨を使ったスープに人気集中!

多い子は4杯もおかわりで、急いで作り足しました。

カップを持ってキッチンの前に並ぶ子もいて  (大笑)

 

 

じゃんけん大会はパンカフェギー様から頂いた美味しいパンと、

エリコ先生が作られたジャムのセットなど。

みんなの真剣な顔・顔・顔!!

 

最後の変顔もばっちりでした。

ですが、あとで写真を見るとなぜだか食事中に変顔の数々・・・

子供たちが、最後のこの時のために家で工夫し、食事中も工夫しています(大笑)

ご飯粒つけて変顔!食べるの休んで変顔!!

 

 

次回は 3月9日(土)夕方5時から

【 3.11から学ぶ 生きる知恵 】

福島県浪江町からお2人、話に来ていただきます。

また、さいたま防災士の佐々木先生にご指導いただきます。

 

美味しい豚汁作ってお待ちしています。

食べに来たい方・お手伝いしていただける方は下記フリーダイヤルで。

0120-789-720

NPO法人チアーズ  古民家カフェ藍  まで。

 

 

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さいたま子ども食堂・第111回・おまんじゅう教室&五穀米・鶏ハム」への2件のフィードバック

  1. まさしく、朔日まんじゅうですね!
    卒業…ですか。寂しいけれど新たな出会いの始まりですね!

    小麦文化まで取り入れるとは…!
    流石です!

    • 桜たぬきさん 出会いは不思議で、おまんじゅう先生と出会え、紅白まんじゅう教室や埼玉の小麦文化の伝承など、
      思いもよらぬ展開です。感謝しています。子供たちのみならず親によってもボランティアの皆さんにとっても貴重な
      時間になりました。

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