子ども食堂の影響力

東京都大田区・だんだんさんから始まった子ども食堂。

もう6年がたとうとしています。

全国では2万件を超え(朝日新聞調べ)更に日々増え続けているのが現状です。

最近では元やくざの組長が初めた子ども食堂なども取り上げられていて、

それぞれの個性というかスタンス、目指す方向がより重要になっているように思います。

またどんなスタイルであっても根底に子どもを思う気持ちがあれば、

後は知恵と工夫あるのみだとも思います。

 

先日「さいたま子ども食堂」が開催されている古民家カフェ藍にユニークな方が来られました。

とある生命保険会社さんの営業ウーマンお2人。

内容は「子ども食堂に来る方々は貧困やシングルなど生活に困った方が多いとお聞きしています。

是非そういう方々に仕事のあっせんをしてくれませんか?」というもの。

 

きっぱりお断りしました。

貧困やシングルは目に見えるものとそうでないものがあります。

さいたま子ども食堂の場においては、一切お聞きすることはありませんし

そういうバッググラウンドは必要のないことと考えています。

なぜなら、そういう人のみを対象者として開催しているわけではなく、

言い換えれば【どんな方でも参加できる場】だと思うからです。

 

ですがたまに、

「KAOさん、私の家庭はこんなふうで、さいたま子ども食堂に来ることがとっても楽しみなんです」

とか、

「しばらく来れなくてすみません。その間に離婚しちゃって!(本人が大笑い)」

とか、語ってくれる言葉がとても大切です。

 

いつも言って恐縮です。

「 たかが子ども食堂! されど子ども食堂! 」

開催してわずか2年ですが学ぶことの多い場になっています。

 

 

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